レストラン・カスケード(富士屋ホテル)の魅力
料理と建築の両方で、近代日本のホテル文化を体験できることがカスケード最大の魅力です。旧宴会場の壁面には箱根と富士山を描くステンドグラスが広がり、欄間には東海道の旅や日本の伝統行事を両面同じ図柄で彫った意匠が残ります。庭園の小滝と季節の景色まで、食卓を囲む背景が豊かです。
料理は歴代料理長のレシピを受け継ぎつつ、季節の素材を取り入れています。黄金色のコンソメは肉と野菜を長時間煮込んで澄ませ、ビーフカレーはそのコンソメを土台に複雑なコクを組み立てた代表作です。公開レビューでも、カレーのまろやかな深みと複数の薬味、クラシックな洋食の完成度、ステンドグラスや銀器を含む空間体験が具体的に評価されています。日帰りの温泉・スパと食事を組み合わせるプランもあり、宮ノ下で半日をゆっくり過ごせます。