相倉民俗館の見どころ

展示は実際に生活に使われていた生活用具や農具、衣服などの実物資料が中心で、地域の暮らしを素材レベルで伝えます。2棟の合掌造り民家(旧尾崎家・旧中谷家)をそのまま使った展示空間では、土間や居間の配置、囲炉裏まわりの用具、かつての収納や家財の配置など生活の痕跡を細部まで見ることができます。
屋根裏に上がると合掌造り特有の急勾配の茅葺屋根と梁の組み方を間近に観察でき、構造の大きさや職人の技が実感できます。相倉伝統産業館と共通券で回ると、和紙や塩硝など地域産業の道具と生活文化が連続して理解でき、集落全体の景観とあわせて五箇山の暮らしの総体を体験できます。
季節ごとに異なる光と茅葺屋根の表情が写真に収めやすい点も見どころです。

